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場所: Kumamoto, Japan

月曜日, 9月 27, 2004

中華料理の文化史 読了


レンタル期限が迫っているのに3分の1ほど読み残していたのであわてて読了。中華料理というのは侵略した民族によって常に分断されてきた物なんだと言うのがよく分かります。そういう意味では中国4000年の味なんていうキャッチフレーズは全くのデタラメで、民族や地域によって常に新しい創作がなされてきたと見るのが正しいような気がします。連続した歴史と言う点では日本料理のほうが長いよな、という見方も出来そうです。現在中華料理と呼ばれているものはほとんどすべて紀元前には存在すらしていないという事実を再確認させてくれました。麺料理の変遷や犬を食べることについての考察も時代性が様々で興味深い。料理の歴史を勉強したい方には必読かと思われます。

古典落語(下) 読了


古典落語なので読むというよりは確認すると言う意味で有難かったですね。でも落語の魅力はやはりしゃべる芸人の語りにあるので読むだけだと機微がつかめないような気がします。なので読むときは特定の落語家をイメージしながら読み込むと思い出し笑いも出来るかな、という感じです。このネタどんなのだったっけといった時の辞書代わりにも良いかもしれないですね。

月曜日, 9月 06, 2004

脇役映画館三本立て上映中 第一回~第四回 読了


日活、東宝などの70年代邦画全盛期に活躍した強烈な印象を残す名枠役達にスポットを当てた連載エッセイ。新書セレクションカテゴリーにてただいま第6回まで連載中だが今回は第四回までを読了。
第一回から第四回までは「荒木一郎」「ジェリー藤尾」「岸田森」「佐々木孝丸」をピックアップし現在の彼らのイメージとはまた違う、もしくはさらに深く掘り下げた考察を団塊世代らしい、もしくは”壮年の左側に寄り損ねたフランス文学者”らしい視点で切り込んでいます。
残念ながら表記された映画のほとんどを見ていないため個々の演技者については岸田森ぐらいしか親近感がない(岸田の映画・TVはすべて見ているので)のだけれど、今現在持たれている彼らのイメージがかなり一面的であることは窺い知れるしここで上げられた映画を見る機会があれば是非見てみたいと思わせる読み物として楽しいエッセイでした。これ+3冊分で月額630円だから新書セレクションカテゴリーは結構お得な気がします。

金曜日, 9月 03, 2004

彼らはハイソに構へすぎでは?


今回はちょっとLIBRIeというかTimebooktownに対する苦言というか要望。

ここまで本のラインナップを見てきていると、意外と猥雑な物がないのに気付かされます。たとえば雑誌。評論系や時事物も含めて読み物系雑誌の充実こそがまずはレンタルという形態にあっているのではないかと思っているのですが、その辺りの本を充実させようという気配が全然無いということで是非お願いしたいところ。
これはCLUBにある連載とは別に考えてもらいたいし別物だと実際思うのです。

本日購入・ダウンロードした本 20040831


新書セレクションにて購入(税込630円/月)

アメリカ病 矢部 武
ビジネスモデル特許と企業戦略 木村 靖夫
明治天皇を語る ドナルド・キーン


今月無料ダウンロード分

宇宙戦争 H・G・ウェルズ


計4コンテンツ 630円也

先月ダウンロードしたやつをまだ読み終わってないのでぎりぎりで3冊分を購入。エンタメ系の充実度がまだまだと感じているのでそこは頑張って欲しいところ。